PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2010.07.09

PD-Zine

構造を理解するということ

 
モデルを作る場合、もちろんスタイリング(外枠のデザイン)は勿論大切だが、構造も組み立てることのできる能力は必要不可欠です。

プロダクトデザイン学科では1年生前期の実習のなかで、「立体凧づくり」を必修としています。大気の中で浮かぶことのできるカタチは、地球の重力や空気抵抗、凧を揚げるときの風向き、風力などのさまざまな物理的要求を満たしてはじめて決まるものです。その上で、「美しいカタチ」に仕上げないといけない・・・。プロダクトデザインの難しい側面でもあり、また面白い側面でもあります。

3週間かけて完成した立体凧は、最後には必ず、制作者の手で大空に上げられます。思った以上に飛ぶものもあれば、地面に激突して大破する作品も・・・。でも、大切なことは、「上がったかどうか」という結果ではなく、「空に上がるように、どのようなデザイン的工夫をしたか」という考えの過程を振り返ること。
構造を学び、スタイリングを学び、失敗を学ぶ。間もなく夏休み。後期の実習から徐々にデザイン的要素の濃い作品づくりが求められていきます。