2011.09.15
【全学科共同WS】Create Workshop 2011がはじまりました
こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。
神戸芸術工科大学の学生有志で結成したプロジェクトチーム『Grid』が、9月13日〜16日の4日間、Create Workshopを開催しています。
3月11日の東日本大震災から半年が過ぎ、直接的な被害を受けていない人々の震災への意識は、徐々に薄れていってしまうというのが現実です。
今回のワークショップでは、学科・学年を超えて学生同士が関わり合い、物事をさまざまな視点から見つめ、考えることになりました。
芸工生ができることとして、2次的な要素を持った「Sub design」を生み出すべく、Create Workshopが始まりました。
2011年9月13日(火)
1日目の午前は、被災状況やSub designの事例についてレクチャーを受けました。
ここでも1つ、日常の中のデザインが非日常のためのデザインへと変換されるものについてご紹介いたします。
「防災かまどベンチ」をご存知でしょうか?
最近は防災公園についてのニュースでも見かけることが多いですね。
普段は憩いの場所として使用する「ベンチ」が、防災時には「かまど」に変身します。
ベンチの中には、風防・炭置・五徳などが収納されており、取り外した座面も簡易ベンチとして使用できます。
阪神・淡路大震災時に公園に避難した人たちが、公園で自主的に自炊を行っていたことをふまえてデザインされました。
1日目の午後は、5つのグループに分かれ、Who, Where, Whenについて考えました。
グループごとに考えた3つのWを、全体共有するために、発表を行いました。
Create Workshop 2011の企画と運営、準備や司会進行、すべてを学生が行っています。
参加メンバーは4学科の1年生から4年生です。
gridのメンバーが、Twitterを更新していますので、こちらもご覧ください。
grid Twitter
http://twitter.com/#!/kdu_grid
ぴでじんより。