PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2012.04.21

3年生実習

【3年生実習】UD:前期前半1週目 コミュニケーションのデザイン

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、生活・ユニバーサルデザインコースの実習についてお届けいたします。
3年生のUDコースの学生は、2つのカリキュラムから選択し実習を行います。

生活・ユニバーサルデザインコース

・「暗闇」の中でユニバーサルデザインを考える
・”tsudoi(集い)”の場・モノ・コミュニケーションのデザイン

“tsudoi(集い)”の場・モノ・コミュニケーションのデザイン

今日はこちらのテーマについてお届けしますね。
これらの教材を使って、あるチャレンジが行われました!

スパゲッティの乾麺20本、マスキングテープ90センチ、紐90センチ、マシュマロ1つを使いより高い塔を建てる、その名も「マシュマロチャレンジ」というチームビルディングの演習です。

※チームビルディングとは同じ一つのゴールを目指し、複数メンバーが個々の能力最大限発揮しつつ一丸となって進んでいく効果的な組織づくりや、チームをまとめる手法です。コーチングファシリテーションなどとともに、リーダーに求められるマネジメント能力の一つとして注目を集めています。

与えられたモノを使って制限時間18分間以内に、塔を建て、塔の一番上にマシュマロを乗せます。
もちろん手を離しても塔が倒れないことが条件です。
他のチームよりも1センチでも高い塔を目指して、チャレンジがスタートしました!

四角形の土台をしっかり組む作戦に出た二人。
マスキングテープが足らなくなるハプニングもありました。
マシュマロが倒れても支えになる柵をつける、というアイデアはこのチームだけでしたね。

三角形の土台を上にいくほど小さくしていく作戦の留学生大学院生チームは、49.5センチの塔を建てました!

こんなにスパゲッティがたわんでいるのに、絶妙なバランスで安定しています。
束ねたスパゲッティをしっかりテープで固定したのもよかったですね。
このチームは55センチの塔を建てることができました!

途中参加の4年生は役割分担バッチリなコンビネーションを発揮し、65.5センチを記録しました!
塔の形もエレガントですね。
世界記録は99センチなんだとか。すごすぎ。

大人より子ども(幼稚園新卒者)のほうが高くて、おもしろい構造のタワーを建てるそうですよ。
大人は策をねってそのプラン通りに実行するも、時間ぎりぎりでマシュマロを乗せたときに失敗。
子どもはスタートと同時に手を動かしプロトタイプを何度も作り、修正しながら成功。
というパターンが多いそうです。

先生チームはの塔はマシュマロを乗せると見事に倒れて、記録は0センチでしたw
トラス構造が強いと知って、部品作成に時間がかかってしまうという、大人によくある失敗を犯してしまったんですね。
でも大人のチームに、プロセスを管理する人がいると塔は高くなるというデータもあります。

このチャレンジにより、チームビルディングでの課題や気づきを得ることができました。
机上だけで考えても機能しないということ。
デザインプロセスにおいて、プロトタイプを作って修正し、作って修正しのループを繰り返すことの重要性。
より高い塔を建てるプロセスは、機能するチームをつくることに似ていること。

そしてこのチャレンジは高い塔を建てることではなく、マシュマロを乗せることが最重要項目だということ。
このチャレンジのマシュマロに値するコトが、私たちの生活の中にもあるはずです。

マシュマロを乗せて自立する塔を建てるために、テストとプロトタイプを繰り返すこと。
それらをデザインワークに活かすことができれば、大きな変化を起こし得ると思います。

今度は子どもたちとやってみたいなと思うぴでじんでした。

マシュマロチャレンジ.com:http://marshmallowchallenge.com/

日本語字幕の動画も見れますよ。

ぴでじんより。