PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2012.05.28

3年生実習

【3年生実習】UD:前期前半5週目 暗闇の中でユニバーサルデザインを考える

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、生活・ユニバーサルデザインコースの実習についてお届けいたします。

「暗闇」の中でユニバーサルデザインを考える

完全な暗闇の中で視覚以外の感覚器官の力を実感し、同時に視覚が利用できない状態を体験することで、視覚を利用できない状態の人も使用できる生活用具をデザインしていきます。
暗闇体験を通して問題点を発見し、取り組むべき課題を掲げ、その課題解決のための提案を行い、デザインプロセスを学習します。


4週目までに取り組む対象への絞り込みをしたのち、アイデアスケッチを30案以上描きました。
その中から形への転換をして、方向性を決定します。

こちらは触ってわかる目印をつけることで、ソックスの左右を見分けることができるというアイデアです。
私たちは色や模様で判断して、ソックスの左右を判別しています。
目の見えない人は、左右がばらばらになったとしても問題のないように、予め無難な色のソックスを揃えることもあるそうです。
しかし、冠婚葬祭のときなどはきちんと揃ったソックスで出かけたいですよね。

脱いだときに左右のソックスを留めて、ばらばらにならにようにいっしょにして洗濯する。
もしくはばらばらになっても触って、ペアがわかる仕掛けを考えています。

こちらは目の見えない人が、見える人にお話を読んであげることのできる絵本です。
目の見える人は、イラストを見て内容を想像し、どんなイラストが描いてあるか見えない人に伝えることでコミュニケーションがとれます。
イラストのページは絵の部分がぷくぷくしていて、触っても楽しい仕掛けを考えています。

見えないこともマイナスとしてのみとらえるのではなく、見えないことを楽しむようなアイデアが生まれています。
今後の展開をお楽しみに。

ぴでじんより。