PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2012.06.20

3年生実習

【3年生実習】UD:暗闇の中でユニバーサルデザインを考える講評会1

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、生活・ユニバーサルデザインコースの実習についてお届けいたします。


「暗闇」の中でユニバーサルデザインを考える

完全な暗闇の中で視覚以外の感覚器官の力を実感し、同時に視覚が利用できない状態を体験することで、視覚を利用できない状態の人も使用できる生活用具をデザインしていきます。

暗闇体験を通して問題点を発見し、取り組むべき課題を掲げ、その課題解決のための提案を行い、デザインプロセスを学習します。


 Potesaucer

目の見えない人にとって、お菓子を食べることにも悩みはつきものです。
残りが少なくなるにつれて徐々に食べにくくなり、手やテーブルを汚してしまいます。
最後まできれいに食べるために生まれた作品です。

アイマスクをつけて、実演してくれました。
まず菓子袋を開封し、Potesaucerをセットしゴムバンドで固定します。
受け皿部分から菓子を摘むことで、手やテーブルを汚さずに最後まで食べることができます。

シリコトリ

目の見えない人が料理をすると、フライパンや鍋の持ち手部分がどこまでなのかわからず不安になります。
油が手にはねて危ないというのは、健常者も同じです。
シリコトリはフライパンの取っ手に、熱に強いシリコンカバーを取り付けて使用します。
皆が料理を安全に楽しめる、枝にとまった小鳥のようなキッチングッズの提案です。

点字えほん―きいろいヘアゴム―

目の不自由な人は日常生活において、多くの場合が何かしてもらう受け身の立場となる現状があります。
「自分だって目が見えなくても、人に何かをしてあげたい」
という声を受けて生まれた、目の見えない人が見える人に対して読んであげる絵本です。

この絵本は点字でお話が書かれています。
目の見える人は、絵を見てお話を想像し、どんな絵が描かれているのか伝えます。
目の見えない人は、点字で書かれたストーリーを目の見える人に読んであげます。

Digi Puzzle

目の不自由な人と見える人は目隠しをして、一緒にコミュニケーションを取りながら楽しめるゲームです。
小さい子どもは楽しみながら、計算の勉強ができます。
一人がパズルを使って問題を作ります。
パズルには磁石がついていてバラバラになる心配がありません。
別の人が問題を触りながら答えを出します。

明日も引き続き、「暗闇の中でユニバーサルデザインを考える」の講評会についてお届けいたします。

ぴでじんより。