PD zine

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2012.10.09

3年生実習

【3年生実習】UD:減災デザイン 後期前半2週目

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、生活・ユニバーサルデザインコースの実習についてお届けいたします。

生活・ユニバーサルデザインコース
減災デザイン

3.11の悲劇は現在も進行中の大災害であり、昨夏、奈良や和歌山では集中豪雨による水害が大きな被害を与えました。

東海・東南海・南海地震や首都直下地震も想定されています。

火傷や転落などの家庭内での事故は高齢者と乳幼児に集中して発生しており、その被害者は交通事故死者を大きく上回っています。
日々暮らしている中でも、いつどのような災害や事故に遭うかもしれません。

自然災害そのものの発生を制御し未然に防ごうとする「防災」ではなく、たとえ災害が起こっても、それによる被害をできるだけ少なくする「減災」という考え方がクローズアップされてきています。

「想定外」という言葉で片付けるのではなく、いつでも起こり得る自然現象としてとらえ、サバイブする備えをもつことが重要です。
生命や財産、あるいは尊厳に危害を加える存在を認識し、この課題ではそれからの安全を確保するためのデザインを企画提案します。
災害に見まわれた場合にも生き延びるためのデザインや、災害の被害をできるだけ少なくするデザイン、避難所での生活を少しでも快適にするデザインなども必要です。
「減災デザイン」は、災害という非日常のための特別な備えとしてではなく、日常使用しているものが災害発生時に有効に機能することに重点をおきます。
普段使いの延長線上に非常事態を考えます。
社会的ニーズを抽出し、課題解決のためのコンセプトメイキングとデザイン実践を学習します。
1週目は課題について深く理解するために、現状の把握やどのような問題があるかをグループディスカッションしました。

2週目は調査情報収集として、HAT神戸にある「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を見学しに行きました。
阪神・淡路大震災の直後から復興までの間にどのようなことが起こっていたのか、豊富な展示資料と映像はこれからのデザインワークに役立つことでしょう。

3週目は、今後の方針を決定し、コンセプトを発表しました。

次週からは、市場・現状・技術各面の調査とその整理を行い、アイデアを展開していきます。

ぴでじんより。