PD zine

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2013.02.05

3年生実習

【3年生実習】UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半7週目講評会

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、生活・ユニバーサルデザインコースについてお届けいたします。

生活・ユニバーサルデザインコース
視覚を使わずに楽しめるユニバーサルなおもちゃ

小さな子どもはさまざまな遊びを通じて成長していきますが、その中でおもちゃや絵本といった道具の果たす役割は大きいです。

しかし、視覚に障害のある子どもが遊び、学べる道具は少ないのが現状であり、親や支援者、ボランティアの方々が自作していることも多いです。

おもちゃは一人で遊ぶのも楽しいですが、実際の暮らしの中では視覚障害のある子どもは、目の見える兄弟や友達、両親と一緒に遊んでいます。
視覚に障害のある子どものためのおもちゃや絵本は、見える子どもにとっても楽しいものであり、触覚だけでなく聴覚その他の五感を活用することで、より健やかな成長につながるものと考えられます。

この課題では、1歳〜小学校低学年程度の視覚に障害(全盲)の子どものため、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルな玩具を制作しました。
同時にユニバーサルデザインの視点も取り入れ、目の見える子どもにとっても楽しいものとすることを条件とします。
これらを通じて、「見ること・触ること・聞くこと・嗅ぐこと・味わうこと」について、深く考えることを目的としています。

solid board

目の見える人は目隠しをして、みんなで遊べるボードゲームです。
コマをひっくり返してマークに触れて形をあてる、神経衰弱と同じルールのゲームです。
フェルトとスポンジの違い、マークの違いを手触りで判断して遊びます。

きせかえアニマル

基本の形の動物に、手触りの違う毛皮や模様を着せ替えて、いろんな動物に変身させてあそぶぬいぐるみです。
キリンは模様がデコボコしていて、シマウマはつやつやした手触りで、アルパカはふわふわしています。
キリンのときは首が伸びる仕組みになっています。

Tree ZOO

手の感覚だけで動物を判断して、顔と体でピースが分かれている動物を組み合わせ、決められた枠にはめ込んで遊ぶパズルゲームです。

もぐりん

土の中で生活しているもぐりんは、ときどき勢いあまって地上に出てきます。
一人で土の中に戻れないもぐりんを見かけたら、優しく土の中に戻してあげましょう。
もぐりんにふれるといろんな鳴き声がします。

katakata tree

カタカタ人形をゲーム方式にしたおもちゃです。
サイコロを振って出た目の数だけ、りんごに見立てたダボを抜き取り、下にある鈴に当てて遊びます。

「視覚を使わずに楽しめるおもちゃ」に取り組んだみなさん、お疲れさまです!

明日の記事では、目の見えない子どもたちといっしょにこれらのおもちゃで実際に遊んでみた様子についてお届けいたします!

ぴでじんより。