PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2013.03.04

4年生卒業研究

【4年生卒展】卒業制作展「受賞作品編3」

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科の卒業制作、奨励賞受賞作品についてご紹介いたします。

奨励賞
Generative Physical Modeling―自分好みのスタイリングデザイン―

Parametric Fabricator

見明ゼミ 森下 陽介 さん

近年ではコンピュータの普及に伴い、プロダクトを設計するためのソフトウェアやこれまで専門家が仕事場で試作品をつくるために使用していた機械が、一般の家庭で実用品をつくるための機械に移行しようとしています。

使用者であり生産する生活者でもあるユーザーが、家庭で行うものに変わると考えられています。
しかし、加工機械で使用するデータを制作するには3次元CADソフトの知識・スキルが必要で一般ユーザーが踏み込みにくい分野であり、本制作では誰もが容易にモデリングできるデバイスとシステムの開発を行いました。
今回制作したモデリングコントローラは、それぞれのツマミはモデルデータの高さ、幅、切抜きのサイズ、色などの数値と連動されており、これらの値は専用のインターフェースで確認することができます。
モデルデータの配色をRGB値で定め、出力素材の色をシュミレートすることができ、グラフの色はモデルデータの配色と連動しています。
このようにつまみを回すだけで、ユーザーは好みのデザインになるまでリアルタイムに検討することができます。

生成したモデルデータから展開図を作り、カッティングプロッターに用紙をセットし出力することで、これらのパーツを組み立てることで生成したモデルデータと同じランプシェードが完成します。

奨励賞
産前産後の宿泊型施設
産前産後の家族をサポートする宿泊型施設の普及のために

田頭ゼミ 井上 小矢香さん
ここ数年、韓国では“「産後調理院」という出産を終えた家族がゆっくり休むための宿泊施設が急成長しています。
日本にも、産前産後の母体のケアをしてくれる宿泊型の施設があることを知っていますか?
日本にはこのような施設がまだ普及しておらず、認知度も低いです。
そこで本研究では、このような施設を日本に普及させていくことを目的とし、その手段としてこのような宿泊型施設の設計を提案します。
鹿児島には、「 宿泊型産前産後ケアセンター」という韓国の調理院に似た施設があります。
この施設は去年の7月に鹿児島中央助産院で出産希望する離島の産婦とその家族の要望で、開設された宿泊施設です。
中には産後ケア利用後も家庭での生活に不安を抱える市内在住の褥婦の利用希望もあります。
利用者の評判も大変良く、日本でも宿泊型のケア施設の需要があり、効果も期待できる事が分かりました。
広告などの宣伝はもちろんですが、実際に体験してもらい、口コミやSNSで広めてもらうことが最も効果的だと考えました。
体験してもらう方法として、この施設と同じ設計のモデルハウスを作り、体験宿泊を通して施設の良さを知ってもらう方法を考えました。

奨励賞
カミ・かみスタンプラリー
四国中央市における観光システムの提案 

曽和ゼミ 橋本 啓さん

「紙の町で 髪を集めよう」
愛媛県四国中央市のお店で買い物をしてスタンプラリーバックゲット

四国中央市内にあるお店をスタンプラリーになっているエバックを持ってまわります。
それぞれのお店にはそのお店の方が考えた髪型のスタンプが置いてあり、お店を回るごとにエコバックがドンドン華やかなっていきます。
たくさんのお店に行って、自分だけのエコバックを完成させてみてください。
使用ステップ
① 四国中央市に遊びにくる
② 四国中央市のお店で買い物をしてスタンプラリーバックゲット
③ カバンとパンフレットを持って次のお店へ
④ はんこを押しながらいろんなお店を回る
⑤ 持ち帰ってエコバックとして使用
⑥ スタンプを集めに再び四国中央市へ

ぴでじんより。