2013.03.28
【学生の活動】地域スポーツクラブのシンボルフラッグデザイン2
こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。
昨日に引き続き、地域スポーツクラブのシンボルフラッグデザインについてお届けいたします。
神戸市では166の小学校区毎に住民参加型地域スポーツクラブが立ち上げられており、2003年度から神戸市教育委員会、神戸ウイングスタジアム、神戸芸術工科大学の3者が協力して、各クラブのシンボルとなるフラッグの作成を支援しています。
学生は地域スポーツクラブの要望に添って複数案をプレゼンテーションし、クラブの意向を最優先に調整を続けながらデザインを決定しました。
完成したフラッグは各クラブで使用されるだけでなく、神戸ウイングスタジアムにも常設展示されています。
神戸市中央体育館で3月20日(水・祝)に贈呈式が行われ、デザインを担当したプロダクトデザイン学科の2〜4年生の学生も贈呈式に出席しました。
福住クラブウィズ
ご要望にあった、クラブのロゴを中央に配置し、その周りに校章と花を配置しました。
ロゴのバックにラインを引くことで、動きを表現し背景や周りの校章のモチーフに負けないようにしました。静かでありながら力強いイメージです。
南五葉いきいきスポーツクラブ
校歌によく使用されている「光」という言葉から校章を太陽に見立て、全体的に元気で前向きなイメージに仕上げました。
校章やクラブ名引き立てるために、シンボルである五葉松はシルエットにし空間的な広がりを表現しました。また、クラブ名は、丸みのある書体を使用することで、やさしさを表現しています。
湊山ドリームスポーツクラブ
湊山小学校の校章や歴史に関係深い自然環境をモチーフにデザインしました。
中心の校章のイメージが強いので海・山・空を単純化して背景にし、クラブのご希望である「燃えろ!湊山!」を斜めに配しました。
有馬わくわくクラブ
クラブのご要望にあった校章に使われている紅葉と、有馬の特徴であるヒョウタンを用いてデザインしました。
歴史的なイメージも考慮し、シンプルな構成と紅葉のアクセントで見た人にインパクトを与えます。
好徳スポーツクラブ
ご希望の地域のイメージであるグリーンを背景に使い、青と白のラインで空と雲を表しました。
七つの里が校章から未来へ向かっていく姿を赤の球で表しました。
全体的にスポーツクラブの元気さや向上心などをイメージしています。
花は「さくら(春)」「つつじ(夏)」「紅葉(秋)」「サザンカ(冬)」をモチーフにしています。
構成要素が多いので、ご希望の「まりあちゃん」はマスコットワッペンのような感覚で前面に浮き出すよう配置しました。
「あいな」の文字は、ゆたかな自然環境をイメージさせるため、グリーンにしました。
構成要素が多いので、ご希望の「まりあちゃん」はマスコットワッペンのような感覚で前面に浮き出すよう配置しました。
「あいな」の文字は、ゆたかな自然環境をイメージさせるため、グリーンにしました。
クラブ名や校章に因んで、なでしこの花を白抜きで配し、背景色に柔らかなピンクを使用しました。
「やさしさ」を持ちながらインパクトのあるデザインをめざしました。