PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2013.05.21

展示会

【展示会】Design Soil 2013 Collection「Lagrangian Point」が開催中です

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

デザインプロジェクト「Design Soil」が4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大のデザインイベント「ミラノサローネ・サローネサテリテ」にて発表した新コレクション「Lagrangian Point」を、プロダクトデザイン学科の工房にて展示しています。

プロダクトデザイン学科の工房から生まれた作品が、国内外の展示会に出品され、高い評価を得ています。

SEVEN – TENTHS

この作品は、円周の半分以上と触れ合っていれば、その円と接する物体は持ち上げることができるという法則を応用した、吊り下げ式のモジュール家具です。


収納棚や巣箱、ブランコなどのバリエーションがあるのですが、工房展ではブランコに実際に座ることができます。



ぴでじんも恐る恐る座ってみました!

一応、大人一人の体重が支えられるようになっています。
乗るときに人の支えがあったほうが安全ですので、Design Soilのメンバーがいるときにこのブランコに座って、みなさんも法則を体感してみてくださいね。


プロダクトデザイン学科の先生たちも、Design Soilの新コレクション「Lagrangian Point」を見にやってきました。
完成した作品はすぐにミラノの展示会へと搬入されたので、先生たちも完成した作品をじっくり見るのは初めてです。

TORQUE

穴の開いた板に棒を通して傾けると、棒は穴の側面に引っかかります。

TORQUEはこの仕組みを使い、二枚の天板を異なる位置で支えています。
脚が倒れ込んで安定するため、荷重がかかると強度が増します。
捻れにより色違いの天板が各々の表情を見せる点も魅力です。
天板は裏返しても使えるので、異なる風合いを使い分けることも可能です。

工房ではDesign Soilのメンバーが作品の説明をしてくれます。
この作品を触らせてもらって「捻れ」を体感してみてください。

Design Soil 2013 Collection「Lagrangian Point」

会期:2013年5月16日(木)〜5月17日(金)
        5月20日(月)〜5月22日(水)
時間:10:30〜18:30(最終日は16:00まで)
場所:プロダクトデザイン学科工房

2013 New Collection ―Lagrangian Point―

1772 年、ジョセフ=ルイ・ラグランジュは「三体問題に関するエッセイ」の中で、公転する主星と従星の間に存在する、重力場と遠心力が釣り合う点「ラグランジュ・ポイント」を示しました。
この点に置かれた物体は平衡の状態となり、相対位置を変えずに公転し続けることができます。
様々な力の交差の中に見出される静かなる安定。
それは天文学だけの話ではなく、身近な空間にも見つけることができるはずです。
コレクション「ラグランジュ・ポイント」は、一見すると不安定な力や構造に潜んでいる平衡点を探り出すことで生まれた作品たちです。

Design Soilについて

Design Soil は大学という場から社会を俯瞰し、実験的なデザインに取り組む事を目的に2010 年に結成された神戸芸術工科大学のデザインプロジェクト。
2011 年にコレクション「Souvenir 」を、2012 年には「epilogue – prologue」をミラノサローネ・サテリテで発表し、世界中のメディアに注目される。
2011年から2年連続でDESIGNTIDE TOKYO への出展も果たしている。

ぴでじんより。