PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2013.05.27

3年生実習

【3年生実習】前期前半7週目 暗闇の中でユニバーサルデザインを考える

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

「暗闇」の中でユニバーサルデザインを考える

私たちが「見える」のは光可視光が存在しているからであり、光が遮断されるとどんなに視力があっても何も見ることはできません。
日常生活の中で、夜でも閉め切った屋内でも完全な暗闇を体験することは難しいです。

完全な暗闇の中で視覚以外の感覚器官の力を実感し、同時に視覚が利用できない状態を体験することで、視覚を利用できない状態の人も使用できる生活用具をデザインしていきます。
暗闇の体験を通して問題点を発見し、取り組むべき課題を掲げ、その課題解決のための提案を行い、デザインプロセスを学習します。

これまでの実習ではプロダクトデザイン学科にある、窓やドアの明かりとりの小窓もすべてを遮光カーテンで覆った部屋で「暗闇体験」を行いました。

問題点を洗い出してテーマを絞り込み、アイデアスケッチを描きながら形へ転換させていきました。
ラフモデルを制作し、次に本番のモデルを制作しています。
縦糸を張って、横糸を通していくと、視覚に頼らずとも簡単にコースターやランチョンマットなどの織物が作れます。
目の見えない人は長さを測ることについて、どのように捉えているでしょうか。
5センチを知りたくても、定規のメモリは見えません。
これはお花の数で、だいたいの長さを測ることができるという物差しです。
カーブ、フォーク、ナックルなど、変化球にはいろいろな種類があります。
これは変化球の練習ができるボールを制作しています。
変化球によって異なる握り方を、ボールに指を象ることで促します。
刃がむき出しになっておらず、野菜などの皮を安全に剥くことができるピーラーを制作しています。

これはピアスなどのアクセサリーを、わかりやすくひっかけておくものです。
レーザーカッターを使用してカッティングしました。

手触りで材質を感じながら進む、迷路マットを制作しています。

異なる種類の木でできたボックスの中に音の鳴るものを入れて、音の違い、材質の違いを感じるものです。

いよいよ次週は講評会です!

ぴでじんより。