PiD zine

PiD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2013.06.18

3年生実習

【3年生実習】UD:暗闇の中でユニバーサルデザインを考える 講評会1

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習講評会についてお届けいたします。

「暗闇」の中でユニバーサルデザインを考える

私たちが「見える」のは光可視光が存在しているからであり、光が遮断されるとどんなに視力があっても何も見ることはできません。
日常生活の中で、夜でも閉め切った屋内でも完全な暗闇を体験することは難しいです。

完全な暗闇の中で視覚以外の感覚器官の力を実感し、同時に視覚が利用できない状態を体験することで、視覚を利用できない状態の人も使用できる生活用具をデザインしました。
暗闇の体験を通して問題点を発見し、取り組むべき課題を掲げ、その課題解決のための提案を行い、デザインプロセスを学習しました。

今回は特別ゲストをお招きし、実際に作品に触って使ってもらいながら、感想をいただきました。
どの作品も商品化を希望されるぐらい、気に入られていたのが印象的でした。

kuuu

目の見えない人には伝えられない視覚情報を代わりに感触で感じる、変化球を練習するためのボールです。
ボールには指の形にくぼみがあり、正しいフォームを覚えることができます。

体の動きや姿勢でコミュニケーションをとることをコンセプトとした作品で、キャッチする側も赤い印がどんなふうに回転しているかが見てわかるようになっています。

アノイロLiner

見えない人も、子どもも大人も、みんなで共有できる筆記具です。
断面:断面の形が色により違うので、形で感じ取ることができます。
濃淡:本体の長さと筆圧の模様の密度に関係して、長いほど密度が薄いほど、色の濃淡が濃くなっていきます。
筆跡:直線ではなく模様を描いて、どの色を使っているのかわかるようになっています。
インク:立体感のあるインクで、描いた跡を触ってたどれます。

s’amuser

「目の見えない方のおしゃれのお手伝いがしたい」という思いから生まれた、ピアススタンドです。
ファッションやジャンルごとに素材別で分け、素材の感触でどんなピアスなのか判別できます。

Wood Cube

さまざまな種類の木で作ったキューブに物を入れ、異なる木から鳴る音の違いを楽しむ子どものためのおもちゃです。
大人には小さいころの想い出と共に、家の飾りとして代々受け継がれる物になります。

明日に続きます!

ぴでじんより。