PiD zine

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2013.07.16

3年生実習

【3年生実習】ID:前期後半6週目 錫を使ったキッチンウェアー

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、インダストリアルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

錫を使ったキッチンウェアーのデザインと制作

この課題では、錫(すず)素材を中心としたキッチン周辺のグッズをデザインし、実用制作までを行います。
木、竹、樹脂、神、ガラスなどの他の材質との組み合わせは自由です。
鍍金やサンドブラストなどの処理についても意識を深めるとともに、錫の接合方法や板作り、キャストについての技法も完全習得します。

まず「錫」の特徴について学びました。
錫は柔らかい金属なので加工し易い反面、爪傷がつきやすく、落とすとへこみます。
熱伝導率が高いので、熱い飲み物を入れると持てなくなります。
反対に、冷たい飲み物を入れると美味しく感じられるそうです。

このことからタンブラーやジョッキ、ぐい呑みなどの酒器に向いているとされています。
花瓶や菓子器、仏具なども見かけます。

錫を鍋で溶かしドロドロになった状態です。
錫の溶融温度は約230℃で、都市ガスでも容易に溶かすことができます。

ドロドロになった錫は流れ易く、斜めにした鋳型に柄杓で注ぎ込みます。

薄い板状となった錫を枠から取り出し、この板を加工していくことで好みの形に形成できます。

サンドブラストで模様を入れた花器です。
木で底部分をつくれば、もうすぐ完成となります!

ひょうたんを模したお皿には「夢」という文字が。

オニオンのような一輪挿しです。
今は黒いテープでラインを入れていますが、これからサンドブラストで表面加工を行います。

ぐい飲みの足部分を接合中です。
冷たいお酒が美味しく飲めそうですね!

次週は、講評会です!

ぴでじんより。