PiD zine

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2013.08.23

インテリアデザイン特集, 3年生実習

【3年生実習】前期後半課題 IN:構造体+光源による立体造形表現 講評会

PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生の実習についてお届けいたします。
ユニバーサルデザイン領域とインテリアデザイン領域では、それぞれ違うアプローチから、スタンド式照明の制作に取り組みました。

インテリアデザイン領域
構造体+光源による立体造形表現

照明のデザインは、スケッチやモデルにより検討できる造形面と照度・色温度・輝度など物理量の計画を行い、空間を検討する工学的な側面があります。
これらの両面を体験しながら、総合的な照明デザインのアプローチとします。
この課題では、造形性に重点を置きながら、スタンド式の照明器具を制作します。

空間における「光」のアクセント的要素と共に、スタンド(立つ)構造の造形を追求します。
スタンド本来の造形は、ノックダウン、フォールディングを考慮します。
簡便な差込・引掛などの組み方を主とし、接着やネジ留めは最小限とします。
ディスプレイ使用や什器への組み込みにおいて、自由度の高いLEDなどの小光源の利用体験を兼ね、挑戦的で効果的な造形を目指します。

Ritze

光沢紙をくるりと巻いた形状のものを重ねたスタンド式照明です。
自然界や生活の中にある心地よい「隙間の光」からヒントを得て制作し、ドイツ語の「Ritze」は「隙間の光」を意味しています。
上から下に落ちる光に加え、隙間から漏れる柔らかな光が印象的になるように、光のこぼれ具合や方向を調整し、美しい光のグラデーションが映し出されます。

Wood Kilin

棒と板の簡単な組み合わせで自立し、その姿はどこか愛嬌のあるキリンのように感じられます。
素材はサーモウッドを選び、カフェや雑貨屋などに置くことを想定しています。

Reflection

足元のパイプに2本の長いパイプを差し込むことで自立しています。
LEDライトがステンレスパイプに光が反射し、見事なグラデーションを作り出します。

Quad

床からは一本足で立っており、上の2点で壁を使って自立します。
LEDは上部の2本の角棒に仕込まれており、壁に立て掛けたときに角棒の末端から光が壁に反射し、光が降り注いでいるように見えます。
配線は赤いチューブ内に仕込まれています。

flotta

壁のコーナーに立て掛けて使用するスタンド式照明です。
1本の棒と1枚のアクリル板で構成されており、板に空いている穴に棒を挿し込むという単純な作業のみで簡単に組み立てることができます。
点灯するとアクリル板は姿を消し、まるで棒だけが浮遊しているかのように見えます。

edge

細い足と壁で支えるLEDフロアライトです。
壁付けだけでなく、2つが互いに支え合って自立させることができ、それにより部屋のどこにでも置くことができます。
最大4個まで連結が可能です。

Srat

すらりとした印象のスタンド式照明です。
土台部分は紙でできているため軽く、折り畳むことができ、持ち運びも容易です。
関節部分は布を使用しており、紙に比べて耐久性があります。

「構造体+光源による立体造形表現」に取り組んだみなさん、お疲れさまでした!

ぴでじんより。