PD zine

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2014.02.12

4年生卒業研究

【4年生卒展】卒業制作展 作品紹介1

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

卒展会場にはさまざまなお客さまにお越しいただきました。

中には、作品を作ったきっかけとなった方に、作品をお披露目する瞬間もありました。

奨励賞 

向井ゼミ 髙塚 菜美
作品「わ」手のひらに伝える新たなイラストのカタチ

イラストに触れ、そこに描かれている物語を手から直接感じ取り、考え、創造できる。
見て触って楽しめる、新しいイラストのカタチ。

彼女は、視覚障害を持つ友人に自分の描いた絵をみてもらいたいという気持ちがきっかけとなり、この研究に取り組みました。
イラストは通常、平面ですが、この作品はたくさんのパーツからなる凸凹や手触りによって、触ることで絵を感じ取ることができます。
イラストを触って楽しむことができるように。
触ったときにたくさんの発見との出会えるように。
そして想像が膨らむように。
描かれたもののイメージに合わせて素材を変えて、触ったときにさまざまな手触りを感じとることができる工夫が施されています。
雪はふわふわしているからフェルト、水滴はつるつるしているからアクリル、というように素材を変え、またウッドバーニングでパーツ一つ一つに模様を焼き付けています。

「ここに女の子がいて、地球を持っているんだよ」
「ここには桜の木があるんだよ」
説明しながら、そのイラストがある場所に手を誘導します。

イラストを触りながら感じてもらいます。
「桜って花びらに注目して描かれるかと思ったら、幹にもちゃんと模様があるんだね!」「もしかして、女の子が逆さを向いてる!?」

イラストを触って自由に感じてもらい、自由にストーリーを想像してもらうことができるのが、この作品のおもしろいところです。

一番伝えたかった人に、作品を感じてもらうことができた瞬間でした。
作品タイトルは「わ」。
何かが動けば、それが周りと影響し合い、また世界が変わって動いていきます。

ぴでじんより。