PD zine

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2014.03.02

3年生実習

【3年生実習】UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 講評会2

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

ユニバーサルデザイン領域
視覚を使わずに楽しめるユニバーサルなおもちゃ

小さな子どもはさまざまな遊びを通じて成長していきますが、その中でおもちゃや絵本といった道具の果たす役割は大きいです。
しかし、視覚に障害のある子どもが遊び、学べる道具は少ないのが現状であり、親や支援者、ボランティアの方々が自作していることも多いです。

おもちゃは一人で遊ぶのも楽しいですが、実際の暮らしの中では視覚障害のある子どもは、目の見える兄弟や友達、両親と一緒に遊んでいます。
視覚に障害のある子どものためのおもちゃや絵本は、見える子どもにとっても楽しいものであり、触覚だけでなく聴覚その他の五感を活用することで、より健やかな成長につながるものと考えられます。

この課題では、1歳〜小学校低学年程度の視覚に障害(全盲)の子どものため、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルな玩具を制作します。
同時にユニバーサルデザインの視点も取り入れ、目の見える子どもにとっても楽しいものとすることを条件とします。
これらを通じて、「見ること・触ること・聞くこと・嗅ぐこと・味わうこと」について、深く考えることを目的とします。

いきもの物真似ゲーム

いきものがついたカードを引き、そのいきものの物真似をして何のいきものかを当てるゲームです。
カードの裏には点数がついており、点数が多い人が勝ちとなります。
羊毛フェルトで立体的に作られたいきものを触って何の動物なのかを判断し、物真似をするので、目の見えない人も一緒に遊ぶことができます。

DROP

なんでも「自分でやりたい!」と意思表示するようになる3歳児を対象とした、球が枝や葉っぱに当たり、複雑に不規則に転がり落ちるおもちゃです。
いつも違うルートをたどって落下するため、すぐに飽きてしまう心配もなく、不規則にいろいろなところを転がり落ちる球の音を楽しめます。

変態クラブ

動物の変態過程をぬいぐるみで作り、その動物がどのように姿を変態させているのかを知ることができます。
にわとりのぬいぐるみからは卵が生まれ、卵の中からはヒヨコが出てきます!

ANIMAL NERVOUS PROSTRATION

ボックスを持ち上げると表面に描かれた動物の鳴き声が鳴り、それと同じ鳴き声のボックスを探す音の神経衰弱ゲームです。
ボックスを持ち上げたら自動的に鳴き声がする仕組みです。

視覚を使わずに楽しめるおもちゃに取り組んだみなさん、お疲れさまでした!

ぴでじんより。