PD zine

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2014.07.07

3年生実習

暗闇の中でユニバーサルデザインを考える 講評会

こんにちは。PD-ZiNE発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

 

 

「暗闇」の中でユニバーサルデザインを考える

私たちが「見える」のは光可視光が存在しているからであり、光が遮断されるとどんなに視力があっても何も見ることはできません。
日常生活の中で、夜でも閉め切った屋内でも完全な暗闇を体験することは難しいです。

この課題では、完全な暗闇の中で視覚以外の感覚器官の力を実感し、同時に視覚が利用できない状態を体験することで、視覚を利用できない状態の人も使用できる生活用具をデザインしていきます。
今回の体験を通して問題点を発見し、取り組むべき課題を掲げ、その課題解決のための提案を行い、デザインプロセスを学習します。

これまでの記事はこちらから。

・2014年4月20日(日)

暗闇の中でユニバーサルデザインを考える 1週目

・2014年5月21日(水)

暗闇の中でユニバーサルデザインを考える 5週目

・2014年6月 4日(水)

暗闇の中でユニバーサルデザインを考える 7週目

 

 

 

さわってくれヨン ―触って色を感じるクレヨン―

花びらが1枚ずつかけていくお花の形のクレヨンは、握っただけで何色かがわかります。

このクレヨンの中には色ごとにそれぞれのテクスチャーが混ぜ込まれており、箱の表面についているテクスチャーを触ると、形と質感と色を確認できます。

紙に描いたクレヨンを触ると色の質感を楽しむことができるので、目が見えない人もそうでない人も同じ楽しみを共用できるデザインとなりました。

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layer puz puz

6枚のピースでワンセットになったこのパズルは、ピースを枠の横からスライドさせてはめこむという新しい形をしています。

ピースを重ねていくことによって模様が浮かび上がり、重ねるピースの順番を変えると偶然性の中で新たな模様が生まれます。

暗闇の世界から生まれる楽しさを感じてもらうため、目の見ない人には目の見える人との会話を通して模様のイメージを頭の中で膨らませて遊びます。

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LEAD

暗闇での体験から、日常生活の繊細な作業を簡単に、自信を持って行えるプロダクトとして、難しい目が見えない人にもコンセントが使いやすくなるようなコンセントカバーを考えました。

このカバーには2つの溝があり、そこにプラグを合わせてスライドさせると自然とコンセントに差し込まれるようになっています。

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「暗闇の中でユニバーサルデザインを考える」に取り組んだみなさん、お疲れさまでした!

 

ぴでじんより。