2014.07.31
7月27日の体験実習は「目隠しパズル」を行いました!
こんにちは。PD zine発行者のぴでじんです。
7月27日のオープンキャンパスの体験実習「ユニバーサル体験!目隠しパズル」についてお届けいたします!
体験実習:ユニバーサル体験!目隠しパズル
アイマスクをした状態でパズルを行い、視覚障がい者の状況を疑似体験しました。
まず、紙の上に長さの異なるスチレンボードを組み合わせて正方形を作り、スチレンボードのつなぎ目にマスキングテープを貼ります。
学生スタッフにどこに何があるかを言葉で教えてもらいながら、手探りで行います。
次にハサミでスポンジシートを切って、パズルを作ります。
ハサミを入れてピースを増やすごと、そしてカットする線が曲線より直線の方が難易度が上がります。
まずは四隅のピースを見つけてはめていきますが、このスポンジシートは触っても裏表がわかりにくいので、なかなか難しいのです><
学生スタッフの言葉を頼りに、パズルをはめていく高校生のみなさん。
視覚が遮断されている分、いつもより触覚や聴覚が研ぎすまされている感覚を味わっていただけたでしょうか。
池内先生や学生スタッフも挑戦してみました!
見えている人は目隠ししている人に普通に話しかけますが、声だけで誰だか判断できなかったりと、普段の生活がどれだけ視覚に頼っているのかを実感しました。
プロダクトデザイン学科棟の3階には、窓もドアの隙間もすべての明かり取りが暗幕で覆われた、真っ暗闇を体験できる部屋があります。学科ツアーではそちらの部屋にもご案内できますよ!
そこの部屋に入ればアイマスクなしでも目の見えない状態で、工作をしたりお菓子を食べたりという、体験ができます。
この体験から感じたことをきっかけに、3年生の実習課題の「暗闇から考えるユニバーサルデザイン」と「目の見えない子どものためのおもちゃ」では、視覚を利用できない状態の人も使用できる生活用具や子どものためのおもちゃをデザインします。
体験実習後はこれらの作品を紹介し、デザインでそれらにどのようにして応えるかを学びました!
ユニバーサルデザインの実習課題についてはこちらからご覧ください。
・2014年3月3日「視覚を使わずに楽しめるおもちゃで遊んでみよう!」
・2014年7月7日「暗闇の中でユニバーサルデザインを考える 講評会」
明日は、モビールについてお届けします!
ぴでじんより。