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2014.08.19

3年生実習

IN:スタンド式照明器具の制作 講評会

こんにちは。PD zine発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生の実習についてお届けいたします。

ユニバーサルデザイン領域とインテリアデザイン領域では、それぞれ違うアプローチから、スタンド式照明の制作に取り組んでいます。

 

インテリアデザイン領域
構造体+光源による立体造形表現

照明のデザインは、スケッチやモデルにより検討できる造形面と照度・色温度・輝度など物理量の計画を行い、空間を検討する工学的な側面があります。

これらの両面を体験しながら、総合的な照明デザインのアプローチとします。

この課題では、造形性に重点を置きながら、スタンド式の照明器具を制作します。

構造体+光源による立体造形表現

空間における「光」のアクセント的要素と共に、スタンド(立つ)構造の造形を追求します。

スタンド本来の造形は、ノックダウン、フォールディングを考慮し、簡便な差込・引掛などの組み方を主とし、接着やネジ留めは最小限とします。

ディスプレイ使用や什器への組み込みにおいて、自由度の高いLEDなどの小光源の利用体験を兼ね、挑戦的で効果的な造形を目指します。

 

 

前回の記事はこちらから。大光電機株式会社さんのショールームを見学しました!

2014年7月15日「UD/IN:スタンド式照明器具の制作 前期後半2週目

 

3週目からはアイデア展開、そして試作を開始しました。IMG_0976IMG_1129

モデルがこちら。IMG_1132

 

 

ではここから作品をご紹介します!

 

DOROPE

ドレープとは、布を垂らしたときにできるゆったりとしたひだのことです。

ドレープ面は半透明のポリ塩化ビニルで光を拡散し、美しく柔らかな光を演出します。IMG_8325IMG_8329

 

A DESK LAMp made from LED

テーブルや棚に置いて、部屋の明かりを消してゆっくりしたいときの小さな光として使用します。

光源の光を抑えるために、柱となっているアクリル素材を間接的に発光させています。IMG_8350IMG_8354

 

 Ladder Light

シェードは釣り糸を間隔を開けてX状に編んでいくことで、隙間からの光が糸に反射し、キラキラとした光を発しています。

IMG_8367

 

calme

カーテンから日差しが透き通ったときの心地良さをイメージした作品です。IMG_8344

 

pile light

発砲塩ビで全体的に柔らかな光をつくり、それを重ねることで光の表現が変わり、IMG_8333

 

 

昼間はオブジェ、夜は落ち着いた雰囲気を演出できる照明です。

木に光を当て、そこから漏れる優しい光の中でゆっくりと一息つくようなシチュエーションを想定しています。IMG_8375IMG_8371

 

droit

1本の長い棒を板の穴に刺し、3点で立つ照明です。

足下だけを照らすため、落ち着いた空間を演出します。IMG_8381

 

Y stand light

白熱球のスタンドライトでよくある楕円形のシェードを、LEDだからこそできるカタチとしてスタンドライトのシルエットを平面的に見えるようなデザインにしました。IMG_8384

 

 

foldrick

2本の丸棒とLEDが入ったプラスチックを組み、刺すことで自立します。

線の細さや軽やかさを表現しています。

IMG_8388

 

 

control

部屋の隅と一体化するようなカタチに仕上げ、照明をつけたと同時にそのもの自体が影となり照明器具そのものの存在を影として表せるようにしました。

IMG_8390

 

 

スタンド式照明器具の制作に取り組んだみなさん、お疲れさまでした!

 

ぴでじんより。