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2014.12.01

3年生実習

UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半1週目1

こんにちは。PD zine発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

 

ユニバーサルデザイン領域
視覚を使わずに楽しめるユニバーサルなおもちゃ

小さな子どもはさまざまな遊びを通じて成長していきますが、その中でおもちゃや絵本といった道具の果たす役割は大きいです。

しかし、視覚に障害のある子どもが遊び、学べる道具は少ないのが現状であり、親や支援者、ボランティアの方々が自作していることも多いです。

おもちゃは一人で遊ぶのも楽しいですが、実際の暮らしの中では視覚障害のある子どもは、目の見える兄弟や友達、両親と一緒に遊んでいます。

視覚に障害のある子どものためのおもちゃや絵本は、見える子どもにとっても楽しいものであり、触覚だけでなく聴覚その他の五感を活用することで、より健やかな成長につながるものと考えられます。

この課題では、1歳〜小学校低学年程度の視覚に障害(全盲)の子どものため、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルな玩具を制作します。

同時にユニバーサルデザインの視点も取り入れ、目の見える子どもにとっても楽しいものとすることを条件とします。

これらを通じて、「見ること・触ること・聞くこと・嗅ぐこと・味わうこと」について、深く考えることを目的とします。

 

 

 

初回実習では、視覚を遮断した状態でワークショップを行いました!

アイマスクをして、封筒の中のモノを手探りして、何が入っているのか当てるゲームです。IMG_9770

手先に神経を集中して、時には臭いを嗅いだり、振って音を鳴らしてみたり・・・

中身が何かわかったかな?IMG_9779

 

目で見て、知ってしまったら簡単そうなのに、視覚を遮断した状態だとなかなか難しいんです。IMG_9794

 

松ぼっくりは簡単だったかな^^?IMG_9800

 

 

 

 

2つ目のゲームは、このようなステップでパズルゲームを行いました!

1. 長さの異なる2つのスチレンボードで正方形を作る。

2. 正方形のスポンジシートを、スチレンボードの枠にはめる。

3. スポンジシートに約4回ハサミを入れてバラバラにする。

4. パズルのように元の正方形に戻す。IMG_9812

 

これが難しいんです><

正方形をうまく作るためには、長さの異なるスチレンボードのペアを見つけることが大事!

触覚に頼って、探り当てます!IMG_9808IMG_9817

 

 

次にハサミでスポンジシートを切って、パズルを作ります。

ハサミを入れてピースを増やす度に、そしてカットする線が曲線より直線の方が難易度が上がります。IMG_9823IMG_9826IMG_9827

 

まずは四隅のピースを見つけてはめていきますが、このスポンジシートは触っても裏表がわかりにくいので、微妙に長方形になってしまった枠の中で、パズルをするのでさらに難易度アップ><

たった5ピースなのに、なかなか完成しないパズル・・・

何度も同じピースをいろんなところにあてはめてみるものの、なかなか進まなーい><IMG_9833

 

目が見える状態の人が、言葉でアドバイスするのもこのゲームのおもしろいところです。

ついつい手を出したくなるのをぐっと我慢して、ヒントを教えてあげます!IMG_9843

 

視覚が遮断されている分、いつもより触覚や聴覚が研ぎすまされている感覚が味わえたかな?

明日の記事に続きます!

 

ぴでじんより。