PD zine

PD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2014.12.09

2年生実習

UD:非利き手だけで使える道具のデザイン 後期後半1週目

こんにちは。PD zine発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科2年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

 

Enable Design * Access by Design

できないことをできるように! 非利き手だけで使える道具のデザイン

年齢、性別、能力の多寡に関わらず誰もが使え、魅力的な製品を目指すデザイン哲学を「ユニバーサルデザイン」と呼びます。

現実にはこのようなデザインは極めて難しく、今回の課題では、まずある特定の特性を持つ人(障がいのある人)を対象に取り上げ、現在彼らが使用できないために困っている問題を解決していきます。

これらは福祉機器あるいは支援技術と呼ばれるものであり、UDへ至る道の一つでもあります。

的が絞りにくいUDに対し、眼前の具体的な問題解決から入るので取り組みが容易である反面、対象者にとっては深刻な問題であることを念頭におかなければなりません。

ちょっとしたケガの他、荷物を持っているときなども含め、片手が使用できない状況は普通にも起こり得ることなので、共用品としてのデザインを心がけます。

 

 

1週目のこの日は、片手が使えない状況を体験しました。

簡易的な方法として、利き手側の脇に体温計のようにペンを挟み、上着の脱ぎ着に全員でトライ。

脱ぐのも着るのも難しい><

口を使って袖口をひっぱってみたり、使える方の手でもがいてみたと、試行錯誤するも普段は普通に行っている行為が大変なことを実感しました。

「前が開いているジャケットは脱ぎ易いけど、パーカーのような服は難しいよね」

などと聞こえてきます。IMG_7525

 

 

 

次に、本来は高齢者の身体機能の低下を実感するためのシミュレーターを利き手側の手足に装着してみました!

肘や膝のサポーターは肘の曲げ伸ばしが自由にできなくなり、手首や足首のおもりは筋力の低下による動作や反応が遅くなる状態を体験できます。IMG_7530

 

 

今回はそれらを利き手側のみに装着することによって、片手が使用できない状況をつくり、非利き手での行為を体験しました。

利き手を使用できない状態でいろいろな行為を行い問題点を見つけ、利き手だけではできない原因を探り、解決のためのアイデアを展開していきます。

IMG_7534

 

2週目は、兵庫県立福祉のまちづくり研究所に見学に行き、福祉機器の現状を調査します!

 

ぴでじんより。