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2015.01.09

3年生実習

UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半6週目

こんにちは。PD zine発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

 

ユニバーサルデザイン領域
視覚を使わずに楽しめるユニバーサルなおもちゃ

小さな子どもはさまざまな遊びを通じて成長していきますが、その中でおもちゃや絵本といった道具の果たす役割は大きいです。

しかし、視覚に障害のある子どもが遊び、学べる道具は少ないのが現状であり、親や支援者、ボランティアの方々が自作していることも多いです。

おもちゃは一人で遊ぶのも楽しいですが、実際の暮らしの中では視覚障害のある子どもは、目の見える兄弟や友達、両親と一緒に遊んでいます。

視覚に障害のある子どものためのおもちゃや絵本は、見える子どもにとっても楽しいものであり、触覚だけでなく聴覚その他の五感を活用することで、より健やかな成長につながるものと考えられます。

この課題では、1歳〜小学校低学年程度の視覚に障害(全盲)の子どものため、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルな玩具を制作します。

同時にユニバーサルデザインの視点も取り入れ、目の見える子どもにとっても楽しいものとすることを条件とします。

これらを通じて、「見ること・触ること・聞くこと・嗅ぐこと・味わうこと」について、深く考えることを目的とします。

 

前回の記事はこちらから。

視覚を遮断した状態でワークショップを行いました!

・2014年12月1日「UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半1週目1

 

アイマスクをして白杖とサポートしてくれる人の言葉を頼りに、購買までお菓子を買いに行きました!

・2014年12月2日「UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半1週目2

 

これらの体験を通して、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルなおもちゃを考え、制作も大詰めに。

電気回路を組んで、遊ぶと反応があるおもちゃを制作。IMG_8072

 

 

工房では工作機械を使っての制作が進められています。IMG_8998IMG_9000

 

 

 

実習室では先生に最終の相談を。IMG_9020

 

 

 

こちらの作品は乗り物のピースを触って、ペアの型をみつけて遊ぶパズルです。

最初、真ん中の自転車をレーザーカッターで作ったのですが、掘りの部分を触ってみると凹凸がわかりにくい・・・

ということで、触ってわかりやすい凹凸になるように、イラストを修正しました!

このようにトライ&エラーの繰り返しが、よりよい作品を生むんですね^^IMG_9010

 

これなら触ってわかりそう!IMG_9007

 

乗り物の種類も増やしました!IMG_9014

 

レーザーカッターで切削できる厚みは決まっているので、同じ型をいくつも作って積層していきます。IMG_9015

 

TAの大学院生も目を瞑って、何の乗り物かを当ててみました!

「どっちが前?タイヤがないよね?ってことは、新幹線?」

正解です^^

IMG_9017

 

いよいよ次週は講評会!

そして、その数日後には子どもたちを大学にお招きして、実際に遊んでもらいますよ!

 

ぴでじんより。