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2015.03.12

3年生実習

UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 講評会

こんにちは。PD zine発行者のぴでじんです。

プロダクトデザイン学科3年生、ユニバーサルデザイン領域の実習についてお届けいたします。

 

ユニバーサルデザイン領域
視覚を使わずに楽しめるユニバーサルなおもちゃ

小さな子どもはさまざまな遊びを通じて成長していきますが、その中でおもちゃや絵本といった道具の果たす役割は大きいです。

しかし、視覚に障害のある子どもが遊び、学べる道具は少ないのが現状であり、親や支援者、ボランティアの方々が自作していることも多いです。

おもちゃは一人で遊ぶのも楽しいですが、実際の暮らしの中では視覚障害のある子どもは、目の見える兄弟や友達、両親と一緒に遊んでいます。

視覚に障害のある子どものためのおもちゃや絵本は、見える子どもにとっても楽しいものであり、触覚だけでなく聴覚その他の五感を活用することで、より健やかな成長につながるものと考えられます。

この課題では、1歳〜小学校低学年程度の視覚に障害(全盲)の子どものため、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルな玩具を制作します。

同時にユニバーサルデザインの視点も取り入れ、目の見える子どもにとっても楽しいものとすることを条件とします。

これらを通じて、「見ること・触ること・聞くこと・嗅ぐこと・味わうこと」について、深く考えることを目的とします。

 

前回の記事はこちらから。

視覚を遮断した状態でワークショップを行いました!

・2014年12月1日「UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半1週目1

 

アイマスクをして白杖とサポートしてくれる人の言葉を頼りに、購買までお菓子を買いに行きました!

・2014年12月2日「UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半1週目2

 

制作の様子。

・2015年 1月9日「UD:視覚を使わずに楽しめるおもちゃ 後期後半6週目

 

 

 

はにかむ楽器

音の楽しさ、奏でる嬉しさを子どもたちに伝えたい、という想いから生まれたこの楽器。

叩いたり、振ったり、擦ったり、敷いたり・・・

一つひとつの楽器の鳴らし方を遊びながら学べる、積み木のように積み上げられる楽器です。

 

3色の木材をランダムに使用し六角形のデザインされた楽器は、積み上げていくことで美しいハニカム構造ができあがります。

木琴、カスタネット、ギロ、タンバリン、鉄筋、マラカス、ベルの演奏を楽しめます。IMG_0339IMG_9783

 

 

 GoGo!! パズル 〜のりもののカタチ〜

普段、街中で聞こえてくるさまざまな「乗り物」の音、「乗り物」のカタチを、触覚と聴覚を使って知ってもらうおもちゃです。

乗り物を象ったブロックとそれにあった枠ブロックを手探りで見つけ出し2つを組み合わせると、その乗り物のエンジンやサイレンの音がアプリから流れます。IMG_0365IMG_0369IMG_9868

 

 

食べて!ピョン吉!

お祭りのヨーヨー釣りから発想を広げて考えたのがこのおもちゃです。

バウンドする動きを、うさぎがにんじんを食べる動作に見立て、指先についたマジックテープににんじんがくっつくように、バウンドさせて遊びます。IMG_0361IMG_0362IMG_9848IMG_9854

 

 

 

つなげるつみき

この積み木は上面の凸と、下面の凹のカタチを合わせるとはまる、パズルのような積み木です。

星、花、ハートの3つのカタチがあり、凹凸の組み合わせはバラバラです。

どの積み木を組み合わせればつながるか、頭を使って考えなければなりません。 IMG_0375IMG_9908

 

「視覚を使わずに楽しめるおもちゃ」に取り組んだみなさん、お疲れさまでした!

 

ぴでじんより。