PiD zine

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2017.10.07

3年生実習

【3年生】後期後半 減災デザイン

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

3年生実習のユニバーサルデザインコース課題についてお届けいたします。

減災デザイン

自然災害そのものの発生を制御し未然に防ごうとする「防災」ではなく、たとえ災害が起こっても、それによる被害をできるだけ少なくする「減災」という考え方がクローズアップされてきています。

「想定外」という言葉で片付けるのではなく、いつでも起こり得る自然現象として捉え、サバイブする備えを持つことが重要となってきます。

災害に見まわれた場合にも生き延びるためのデザインや、災害の被害をできるだけ少なくするデザイン、避難所での生活を少しでも快適にするデザインなど必要とされているデザインはとても多くあります。

「減災デザイン」は、災害という非日常のための特別な備えとしてではなく、日常使用しているものが災害発生時に有効に機能することに重点をおき、普段使いの延長線上に非常事態を考えます。

社会的ニーズを抽出し、課題解決のためのコンセプトメイキングとデザイン実践を学習します。

課題に取り組むにあたり、阪神・淡路大震災の記録と、世界の災害に関する資料を展示公開している「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター人と防災未来センター」を見学してきました。

膨大な量の映像や実物の資料は当時の凄惨さと、避難生活から復旧・復興へ至る過程でのさまざまな問題を浮き彫りにさせています。

東館に移動して、ワークショップを行いました。

今後のデザインワークに役立てる災害に起こり得る様々な事態を改めて考えるきっかけとなったのではないでしょうか。

2週間にわたり、災害や防災、減災についてしっかりとリサーチやディスカッションを行い3週目から具体的なアイデアを書きだして発表していきました。

「もしも」の場合どういう問題がおこるのかといったことからアイデアを展開していきます。

減災デザイン課題の子たち同士でもお互いのアイデアに深く議論を繰り返していきます。

きっかけが自分事だったとして、そこからたくさんの人が抱えるであろう問題点を挙げ一つ一つ潰してデザインに取り込んでいきます。

社会的問題点の難しい課題ですが、デザインが求められる分野としてとても重要な課題だと言えるのではないでしょうか。頑張ってください。

 

減災デザイン・プロジェクトとして毎年コンペが行われているため、このコンペに応募する程で課題が進められていきます。

http://gensai-design.com/index.html

 

2号より。