PiD zine

PiD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2018.03.07

4年生卒業研究

【卒展】カオス2018 作品紹介 -学長賞-

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

2月 9日〜11日まで行われた卒展カオス2018

プロダクトデザイン学科での受賞作品を紹介したいと思います。

学長賞 村井 幸一

LEA-NESS アクティブな盲導犬ハンドラーの生活レベルを上げるプロダクト

LEA-NESSとはリードとハーネスを1つにしたものという意味の造語です。

ハンドラーはリードから上下、ハーネスから左右の情報を盲導犬から受け取ります。

取り組もうと思ったきっかけはデザインマラソンハッカソン2017です。このプロジェクトでの経験を卒業制作として展開していきました。

電車内で片手を常にフリーにしたい。

金具とリードが絡まる。

小さな力で扱えるようにしたい。

女性盲導犬ハンドラーがヒールを履く際、普段より背が高くなるのでハンドルが短く感じる。

慣れてしまっている小さな不便さを解決することを目指しました。

完成したLEA-NESSには3つの特徴があります。

1つ目は輪軸構造です。ハンドル部分中央に輪軸を付けることで、少ない力で盲導犬を牽制できる上、リードと金具の絡まりを防止出来ます。上下左右の情報が、輪軸部分でテンションがかかることで連動して伝わるようになりました。

2つ目はビンディングパーツを用いた着脱です。盲導犬の胴部左右に差し込み口がありハンドルの高さを調節することができます。

3つ目はリンググリップです。電車内では輪軸部分のクリップからリードを外し、リングを手首に通しておくことで手すりを持った状態でも片手がフリーになります。

以上3つの機能から、盲導犬ハンドラーが慣れてしまっている身の周りの小さな不便さを複合的に解決することにより、生活レベルの向上に繋げることができます。

研究にあたり、ご協力いただいた盲導犬ハンドラーの方が卒展作品を見に来てくれました。

2号より。