2018.09.05
【3年生】ID実習1〜6週目
こんにちは。2号です。
台風21号による被害、北海道の地震と立て続けに自然災害が続いております。
一日も早い復旧と、被災された方々が日常生活に戻れるよう、お祈り致しております。
今回の被害は停電が多く目につきました。こういう時こそ、自然と共存しているからこその減災に対する意識をデザインでよりよく出来る事があるのではないかと思っています。
さて、3年生実習の様子をお届けしていきたいと思います。
毎週木曜日の昼からが3年生実習の時間になり、プロダクト棟の各教室や工房で行われています。
スポーツ用品
2週目からはアイデアチェックが行われるため、1週間リサーチや考えたアイデアをスケッチとして描いていきます。
3週目以降、コンセプトを決めたアイデアに対して形のディテールであったり、内容を詰めていきます。
実際にあるものに付属するものならば、実際のものに試作品をあててみるなどしてリアリティがある説得材料として実習中に試作モデルを発表したり、それぞれ伝え方を工夫しています。
5週目以降よりちらほらと工房で作業する学生が増えて来ます。
CADで検討してから作るのも今の時代ですね〜。
パネルも3Dをふんだんに取り入れて制作
錫を使った製品デザインと制作
錫器のデザインもリサーチ→アイデアスケッチまでは同じ。
ただ、制作の時間が限られているためしっかり作業時間が考慮されたスケジュールでデザインを決めていきます。
カーデザイン
カーデザインは実習が始まると宿題の10枚スケッチの講評から始まります。
パースが狂っていないか、線の強弱など毎週の絵のスキルが上がっているかどうかを確認します。
1週間100枚スケッチを続けていたら確実に上手くなるそうで、1日に換算すると約14枚。
10枚スケッチを描いたらいいのではなく、そのうちのとっておきの10枚を持ってくるのです。
絵なんて上手く描けて当たり前の世界であるカーデザインコースは薔薇の道ではありますが、カーデザイン志望の学生からはバイタリティを強く感じます。
2号より。