2018.12.27
【3年】後期後半課題 ユニバーサルデザインコース
こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。
3年生実習のユニバーサルデザインコースの後期後半課題についてお届けいたします。
視覚を使わずにみんなが楽しめるユニバーサルな玩具・遊具
玩具や遊具は子供の健やかな発達や成長に対して重要な役割を果たします。
遊びを通じて想像性と創造性を養うだけでなく、他者との遊びの中で社会性も育まれるため、成長・発達過程において、玩具・遊具は重要な役割を担ってきます。
視覚障害のある子供が遊べる玩具・遊具は少なく、親やボランティアが自作していることが多いというのが現状です。それは他者との遊びを通じた社会性を育む機会を喪失していると言えます。
そこで、視覚を使わずに楽しめるユニバーサルな玩具・遊具を制作してもらい、社会性を育む機会を作り出し、育んでもらうことを本課題の目的とします。
ターゲットは小学校低学年程度までの視覚障害のある幼児・子供としますが、UDの視点も取り入れ、晴眼児者にとっても楽しいものとしてもらいます。
この課題ではロービジョン体験や白杖体験を行い、実際に視力がない状態を体験してもらい体験から得られるアイデアを形にしていきます。
産学協同課題 コミュニケーションデザイン②
VR・AR技術で新しい体験を生み出す
スマホやタブレット端末、高機能ウォッチなど、私たちの周りでは常に、リアルタイムに情報を収集・発信・蓄積できる環境が整っています。グラフィック技術の向上により、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)を用いた、バーチャル世界とリアル世界の境界線も曖昧となっている中で、スマホアプリの開発を通して、ユーザに新しいVR・AR体験を促すデザインを学びます。
産学協同としてハリマ紙器印刷工業株式会社さんと一緒にアイデアを形にしていきます。
実際にハリマ紙器さんへ会社・工場見学に行かせてもらいました。
印刷までの工程など見学させていただきました。
スマホのAR機能などを使うことによって平面的なものから立体へ移り変わる面白さなど
新たな価値を体験できるプロダクトとして取り組んでいきます。
3年生最後の作品、頑張ってください。
2号より。