PiD zine

PiD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2018.05.29

2年生実習

【2年】真空成形課題

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

2年生実習、本日は真空成型トレイ課題です。

【真空成形機を使用したプラスチック容器の制作】の課題ではまずはプラスチック製品のいろはから始まります。

今回使用する素材は[PVCポリ塩化ビニル樹脂]という塩ビ板を使って作品を作っていきます。

身の回りのものが「これは何の素材でできているのかな?」と普段から考察し、理解するくせをつけておくと今後のプロダクト人生にも生かされてくるのでみなさんぜひ素材マニアになってみてください。

「お弁当箱」というテーマでプラスチック容器の制作が行われます。

1週目は素材についてやアイデア発想法のレクチャーが行われました。

2週目は、宿題として課された世の中にあるランチボックスの中でも自分がいいと思ったランチボックスについてのレポートを発表します。

素材、特徴、成型方法、使用方法、なぜ好きなのかなど、デザインの観察を行います。

3週目よりアイデアチェック、スチレンボードで試作制作を行ってイメージを具体的にしていきます。

素材の加工方法や、機械の使用方法を教えてもらい、制作に入って行きます。

レーザーカッターや糸鋸を使用してMDFを切り取り、積層して貼り合わせて、そこから削って型の面を整えていきます。

直角の部分もほんの少しテーパーをつけて型が外れやすいように加工します。

真空成形機での一連をご紹介します。

まず制作した型を置きます。

今回の課題では塩ビのシートをセッティング

塩ビシートを温めます。

温まったら型が下から上がってきて密着し、空気穴から空気が抜かれ真空状態になり型の形に塩ビが整形されます。

型を外すとこんな感じ。

型の幅が狭かったり急だったりするとうまく型が抜けないので調整しつつ何回か型抜きしてもらいます。

ほんの些細な加工もプロダクトの世界では重要な役目となってきます。。

2号より。

2018.05.28

2年生実習

【2年】バターナイフ課題

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

梅雨前のジメジメした日が続いております。

本日より2年生実習課題の様子をお伝えしたいと思います。

2年生になり、工房での実習課題が始まります。工房ルールを守りスケジュール管理をしっかりと安全に課題制作を行いましょう。

バターナイフの制作

1週目は使用する機械や道具の説明から始まります。

ノギスの使い方、メモリの読み方。いろんなところ計って数字を読んでみます。

宿題はリサーチとアイデアスケッチ30案!

市場にどんなバターナイフがあるのか。美しい造形を探し求めてください!

2週目から早速アイデアのチェックが行われます。

アイデア出しでは、バターナイフを使用するシーンに見合った形や、バターナイフを使用している際に持ち合わせている問題点を解決するようなアイデア、使用する時の工夫などアイデアのジャンルを探し当てアイデアスケッチに落とし込んでいきます。

30案以上!ディテール重視のデザインから、アイデア重視など幅広くアイデアを出せる事がデザイナーには求められます。

スタイロフォームという発砲スチロールのような柔らかい素材を実寸で削りだしたりしながらイメージを鮮明にして行きます。

頭の中だけで考えていることも、スケッチでよくわからない部分は実際に削って検討するのが1番です。

デザインが決定したら図面→さらにスタイロで形を調整します。

スタイロフォームでの確認が終わったら、もう一段階硬いケミカルウッドという素材を使用し、モックアップモデルを制作していきます。ケミカルウッドでより細かいディテールに拘り形を削り出していきます。

お父さんも使っているルーターを持参という学生発見です。

今まで、お父さん使っていたツナギとかはあったのですがルーターは初めてかも!

そして最後に、サイコウッドでの削りだしの本番作業に入ります!

主にポリウレタンを使って人工的に木材のような性質を持たせた素材で、ウッドと言いますが、木材のように木目はなく加工性に優れ、環境にも配慮した素材です。

もちろん、図面もしっかり書いてもらいます。

表面が整って来たらサーフェイサー(下地材)を吹き付けさらに表面を整えていきます。

 

 

削りすぎたところはパテ埋めしてヤスリ、サーフェイサー、、と繰り返します。

表面が整ったら、塗装!

スプレーが垂れないよう、少しずつ吹いては乾燥、スプレー、乾燥を繰り返し行います。

持ち手と同時並行で、ブレードの部分も削り出し、磨きの作業に入ります。

耐水ペーパーで手がふやふやになりながらひたすた磨く!!ピカピカになるまで研磨する!!!!

磨きに終わりはありません・・・

工房で作業できる時間が限られているので、授業がない空いた時間は工房に来てずっと作業しているけど、うまくいかなくてヤスリ直し、塗装しての繰り返し…ただ、家に帰っても作業ができないからバターナイフを入れるパッケージは着々と進んでいます!!!と2年生。

時間を有効活用していて素晴らしい。

2号より。