PiD zine

PiD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2018.09.21

プロジェクト, 4年生卒業研究

【安森ゼミ】遊具制作プロジェクト

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

本日は今年の夏に行われてい安森先生の共同研究についてお伝えします。

2017年度・2018年度の2年間をかけて、神戸芸術工科大学の安森准教授と流通科学大学の北村准教授、神戸学園都市YMCAこども園による共同研究が行われていました。

テーマは「学園都市における子どもの体力向上に関する研究~手作り遊具の設置による幼児の身体活動量および体力への効果~」

昨年秋に初回の体力測定を行い、YMCAのこども園(3園)の4・5歳の子どもたちの体力は全国平均に比べて大きく上回っていたそうです。しかし、腕など上半身の力がやや弱いということが測定から分かりました。
この点に着目し、安森先生と安森ゼミの学生により木工遊具をデザイン設計し、この夏に遊びこんでどのように変化があるかを測定することとなりました。

プロジェクトに参加したのは安森ゼミの4年生河部篤君、デザイン・設計・制作と行いました。

子ども達が何をしたら楽しいのか、体力づくりに繋がる運動はどんな事なのか、安全でなければいけない遊具の強度問題。色々考えては案を出し、実験的な遊具の提案なども行いましたが、安森先生にダメ出しをされの繰り返し。

でもデザインって誰かのためにあるものだし、条件がある中で組み立てていくから面白いんです。

なんとかデザインが決まり、制作は他の木工コース3、4年生たちもお手伝い。設置日が8月4日だったので、夏休みに入っても工房がフル稼働!

設営前はこんな感じ。左の柱より奥側のスペースに収まるものになります。

制作したものはある程度組んでから、搬入します。

後はボンドの乾き待ちで完成です!

安森先生、河部君お疲れ様でした。協力してくれた仲間たちにも感謝ですね!

使わないときはパーテーションをして遊べないようにしています。

先生の目の届かない所で怪我したら大変ですからね!

実際に遊んでくれている写真をいただきました!

遊具提案時に園の人たちからボール遊びが室内で行えるものがなかったり、公園で禁止されている事もあるのでそれを補うものが欲しいという要望があったため、河部君は遊具を卒業制作のテーマとして制作します。

制作したものを実際に子どもたちに遊んでもらえることになり、大学で仲間たちに遊んでもらうのと、実際に子ども達が遊んでもらうのとでは想定外の事がおこったりと色々と改善点など得るものが多かったみたいでした。

神戸学園都市YMCAこども園のみなさん、ご協力ありがとうございます!

神戸学園都市YMCAこども園のブログに設営から実際に遊んでもらっている所までの記事をあげてもらっています!

▶︎流通科学大学による子どもたちの体力研究

▶︎神戸芸術工科大学による世界に一台だけの木工遊具!

▶︎続!!神戸芸術工科大学による世界に一台だけの木工遊具!

遊んで楽しんでもらえるものを制作するってプロダクトの醍醐味ですね。

いい卒業制作になる事を期待しています。

 

2号より。

 

 

2018.05.15

プロジェクト

三宮センター街 三Fストリートプロジェクト

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

DESIGN SOILの記事が続きましたが、神戸芸術工科大学の学内プロジェクトは他にも沢山行われております。

外部とのプロジェクトを通じてデザインの現場により近い、実習課題では得られない経験として多くの学生が自主的に参加しています。

本日はその中から、三宮センター街プロジェクトをお届けします。

2016年に70周年を迎えた、神戸三宮センター街。 次世代に向けて「神戸三宮らしい街」の姿を創造していくために、2012年より5ヵ年計画「SANNOMIYA 2016」に取り組んでいます。
その中の一つのプロジェクトである「空間再生プロジェクト」では、2012年より神戸三宮センター街にお越しの皆さんに憩いのひとときと、楽しい情報をご提供する常設スペース「屋台プロジェクト」が始動しました。現在では神戸三宮センター街の通路にベンチという形で憩いのスペースが設置されています。

センター街の真ん中にあるベンチたちを神戸住人なら必ず目にしたことがあると思います。

2017年度には、人通りの少ないスペースを利活用し、賑わう街へ。というテーマで、現在、人通りが少ないエイツビル前上部デッキ(ジュンク堂3階出入り口横)を利活用し、ハイスツールやカフェブースを設け、人が休憩をすることで、立体的に人で賑わう街になることを目標とし、神戸芸術工科大学から有志の学生を集い制作を行いました。
神戸らしさとして「森」と「海」をキーワードに、ツーバイフォーの木材をベースに、縦の木材と5度回転させた横の木材を組み合わせ「波」を表し、伸びた先が枝のように散りばめられることで「森」の中にいるような安らげる空間を演出しました。

三Fの「三」は三宮の「三」、「F」は「Forest For the Future」、森で動物たちが集い、くつろぎ、賑わう場所になるように。神戸の未来につながる出来事がここから生まれるように。そんな思いを「F」に込めて「三Fストリート」と名付けられた場所に、今年度も本学学生たちによる休憩スペースの空間デザインの制作活動が行われました。

主に環境デザイン学科の学生とプロダクトの2年生が空間の什器を制作。

プロダクトの3年生は休憩スペースのスツールを制作担当しておりました。

2月、3月は春休みにも関わらず、複数のプロジェクトが一気に動いていたので工房は連日フル稼働。

搬入、設営日

設営はセンター街が閉まる8時以降からのスタート。

設営が終わったのが始発前だったそうです。みなさんお疲れ様でした!

三宮センター街にお越しの際はぜひお立ち寄り、少し足を止めてスツールに腰をかけて休憩して行ってくださいね。

2号より。