PiD zine

PiD zineはプロダクト・インテリアデザイン学科の今をつたえるブログです。

2018.05.15

プロジェクト

三宮センター街 三Fストリートプロジェクト

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

DESIGN SOILの記事が続きましたが、神戸芸術工科大学の学内プロジェクトは他にも沢山行われております。

外部とのプロジェクトを通じてデザインの現場により近い、実習課題では得られない経験として多くの学生が自主的に参加しています。

本日はその中から、三宮センター街プロジェクトをお届けします。

2016年に70周年を迎えた、神戸三宮センター街。 次世代に向けて「神戸三宮らしい街」の姿を創造していくために、2012年より5ヵ年計画「SANNOMIYA 2016」に取り組んでいます。
その中の一つのプロジェクトである「空間再生プロジェクト」では、2012年より神戸三宮センター街にお越しの皆さんに憩いのひとときと、楽しい情報をご提供する常設スペース「屋台プロジェクト」が始動しました。現在では神戸三宮センター街の通路にベンチという形で憩いのスペースが設置されています。

センター街の真ん中にあるベンチたちを神戸住人なら必ず目にしたことがあると思います。

2017年度には、人通りの少ないスペースを利活用し、賑わう街へ。というテーマで、現在、人通りが少ないエイツビル前上部デッキ(ジュンク堂3階出入り口横)を利活用し、ハイスツールやカフェブースを設け、人が休憩をすることで、立体的に人で賑わう街になることを目標とし、神戸芸術工科大学から有志の学生を集い制作を行いました。
神戸らしさとして「森」と「海」をキーワードに、ツーバイフォーの木材をベースに、縦の木材と5度回転させた横の木材を組み合わせ「波」を表し、伸びた先が枝のように散りばめられることで「森」の中にいるような安らげる空間を演出しました。

三Fの「三」は三宮の「三」、「F」は「Forest For the Future」、森で動物たちが集い、くつろぎ、賑わう場所になるように。神戸の未来につながる出来事がここから生まれるように。そんな思いを「F」に込めて「三Fストリート」と名付けられた場所に、今年度も本学学生たちによる休憩スペースの空間デザインの制作活動が行われました。

主に環境デザイン学科の学生とプロダクトの2年生が空間の什器を制作。

プロダクトの3年生は休憩スペースのスツールを制作担当しておりました。

2月、3月は春休みにも関わらず、複数のプロジェクトが一気に動いていたので工房は連日フル稼働。

搬入、設営日

設営はセンター街が閉まる8時以降からのスタート。

設営が終わったのが始発前だったそうです。みなさんお疲れ様でした!

三宮センター街にお越しの際はぜひお立ち寄り、少し足を止めてスツールに腰をかけて休憩して行ってくださいね。

2号より。

2018.01.12

プロジェクト

KOBEにさんがろくPROJECT 成果報告 [Hipa Hipa]

こんにちは。PID zine発行者のぴでじん2号です。

平成29年度KOBEにさんがろくPROJECTの最終審査であるアイデア提案会が行われ、

準グランプリを受賞したチームHipa Hipaの成果報告をしたいと思います。

ベジフリ 日本の味を神戸の野菜で。

神戸芸術工科大学 × 株式会社アトラテクノサービス × 秋定友八さん

国外から神戸に訪れたみなさんに、神戸の野菜を通じて日本の食文化に触れてもらおう。

そんな気持ちからベジフリは生まれました。

真空フライ技術だからこそのアイデア

株式会社アトラテクノサービスが持っている真空フライ技術を活用したベジフリは、日持ちが3ヶ月になる事でお土産として野菜を持って帰れるようになりました。

真空フライされた野菜たちはサクサク新食感!味や栄養も凝縮されています。

活動記録

8月10日

神戸市役所にて、顔合わせが行われました。
アトラステクノサービスさんは真空フライを得意とされている企業で、私たちの案もこの技術を使わせていただくことになりました。
神戸産の葉物野菜をドライ野菜に加工し、「神戸七草粥」として加工することを考えています。私達のアイデアはまだおおまかなことしか決まってなかったので、企業さんとの話し合いは刺激を得るものがたくさんありました。これからは企業さんのアドバイスを元に、さらに神戸七草粥として案を詰めていきたいと思います!

9月7日・8日

神戸国際展示場にて開催された、「国際フロンティア産業メッセ2017」に、学生メンバー5名が参加しました。

アトラステクノサービス様のブースをお借りして、来場者へ真空フライした野菜の試食をしていただき、アンケート調査を行いました。
学生さんや企業さんの様々な意見をいただき、少しずつ改良すべき点や、海外の人から見たお粥の見方を知ることができました!

  

9月20日

HipaHipaメンバー6人全員でアトラステクノサービス様の会社に出向き、会社の方や農家の方とのアイデアミーティングが行われました。
先日の「国際フロンティア産業メッセ2017」でのアンケート調査の結果を踏まえ、おかゆに入れる、真空フライした野菜の種類について話し合いました。
最終アイデアも完成して来つつ、形になってきています!

 

10月7日
前回のミーティングで、和風と洋風の2パターンのお粥を作ることが決まり、この日は、それぞれのお粥に入れる野菜を決め、彩りや味を考えながら実際に試食を行いました。
打ち合わせをする中で淡々と完成形に近づいているので、今後はパッケージや大体の価格帯などを決め、展示の仕方を決めて行きたいです!

 

10月28日

株式会社アトラステクノサービス様にて、真空フライの体験をさせていただきました。

黄色と赤のパプリカを同じサイズに切りそろえ、専用の機械で真空フライにします。
できたてのパプリカの真空フライは素材の味が濃く、また、黄色と赤では味の違いを感じることができました。

パッケージやロゴマークについて、真空フライの野菜を小分け包装にするか、野菜ごとに容器に隔たりを作るかなどの細かい設定について話し合いました。
企業さんや農家さんの熱い協力もあり、順調に企画も進んでいるので、チームで最後まで協力して良いものを作れるよう頑張りたいと思います!

 

10月28日

株式会社アトラステクノサービスのみなさまといっしょにHipa Hipaのメンバー4人が、協力農業者の秋定さんの畑の見学に行きました。

この日は台風22号の影響がありましたが、台風被害にもめげずに生き延びている、さつまいも、長ねぎ、さといも、落花生などについて説明していただきました。さつまいもの収穫体験や、収穫したての落花生を試食したりと、農家さんの仕事を知ることができました。

12月2日

株式会社アトラステクノサービス様に、発表データやパネルの写真に使う、フライした野菜を受け取りに行き、大学にて撮影をしました。

最初は七草粥だったコンセプトから、ふりかけとしても使えるようになり、さまざまな料理にふりかけられるようにしました。アイデア展示会まで、あと1週間と少しになっているので、最後の追い込みをかけています!

12月12日 最終提案会

 

今回のテーマ「インバウンド」に対して、ベジフリを提案したことは、

神戸の野菜をお土産として持って帰るというだけでなく、

秋定さんの野菜をアトラテクノサービスさんが持つ技術で発信でき、結果的に神戸の価値をあげるような提案になった事が評価されるポイントだったのではないでしょうか。

見た目を変えるだけがデザインではなく、そこからいろんな付加価値が生まれる事がデザインだと思うので、今回のにさんがろくプロジェクトでは、より実践に近い形を経験できたと思います。

チームHipa Hipaのみなさん、お疲れ様でした!

いただいた景品は、後日、にさんがろくに参加したみんなで美味しくいただきました^^

ごちそうさまでした!

2号より。